ヒゲ脱毛にもデメリットはある?失敗して後悔しないためのポイント

ヒゲ脱毛にもデメリットはある?失敗して後悔しないためのポイント

公開日:2021年10月07日 更新日:2021年10月07日

ヒゲ脱毛(髭脱毛)

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

ヒゲ脱毛にもデメリットはある?失敗して後悔しないためのポイント

男性の方なら、一度は「毎日ヒゲを剃るのは面倒」「剃ってもヒゲで肌がざらざらするのが困る」などの理由でヒゲ脱毛を考えたことがあるでしょう。
ヒゲ脱毛は、そうしたヒゲに関するわずらわしさから解放してくれる画期的な方法ともいえます。ヒゲを剃る時間を節約できるだけでなく、ヒゲがないことによる清潔感も加わり、見た目の印象もアップするでしょう。
しかし。そんなヒゲ脱毛にもいくつか「デメリット」があるのをご存知でしょうか。
この記事を読むことで、ヒゲ脱毛に関するデメリットを知ることができ、メリットと比較して「後悔しないためのヒゲ脱毛のポイント」を学ぶことができます。
それでは、早速見ていきましょう。

ヒゲ脱毛のデメリットとは?

ヒゲ脱毛をすることには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

 ヒゲ脱毛をする時に痛みがでる

ヒゲ脱毛も他部位のレーザー脱毛と同様に、施術時に多少の痛みを伴います。
その理由は、ヒゲ脱毛の仕組みから来るものです。
医療レーザー脱毛や光脱毛で脱毛されるのは、毛の発育を支える「毛包」の中にあるメラニン色素に光やレーザー照射することで、毛包に熱エネルギーを蓄えダメージを与えるためです。
通常、脱毛の痛みは「ゴムではじかれたような痛み」として表現されることが多いです。しかし、同じ「ゴムではじかれた痛み」でも体と顔では痛みの感じ方が全く異なりますよね。顔は他の場所よりも角質が薄い分、痛みにも敏感なのです。
またヒゲ脱毛では、他の部分よりも濃く硬い毛が対象になります。必要とされる熱エネルギーも増えるため、痛みも感じやすくなるでしょう。
しかし、痛み対策を行うことで、多くは緩和されるものばかりですのでご安心ください。

何回かクリニックに通院する必要がある

ヒゲ脱毛に限らず、レーザー脱毛は1回では終わりません。何回かクリニックに通う必要があります。
通常、もっとも効果を発揮しやすい医療レーザー脱毛でも、最低5~6回くらい。光脱毛の場合はそれ以上通わないといけません。(数十回以上)
その理由は、毛の周期にあります。
毛には「成長期」「退行期」「休止期」の3つがありますが、「休止期」の毛には光やレーザーは反応しません。レーザー脱毛や光脱毛に必要なメラニン色素がないからです。
できるだけ早くヒゲ脱毛を完了したい方は医療脱毛がオススメですが、それでも複数回通う必要があります。
また、痛みを最小限に抑え、長期的なヒゲ脱毛を希望する方は脱毛サロンも選択肢になりますが、医療脱毛の数倍の回数を通わないといけないことを念頭に置きましょう。

ヒゲ脱毛に費用がかかる

もちろんヒゲ脱毛は「治療」行為であり、サービスなので料金が発生します。
レーザー脱毛の場合、効果の高さや必要とされる機器もあり1回1万円以上~数万に及ぶこともあります。
光脱毛の場合、1回あたり数百円からもありますが、何回も通う必要があり、最終的にかかる金額が医療脱毛より高くなる可能性があります。
決して安価とは言えないため、どのクリニックや脱毛サロンを利用するか迷うところですね。そのため、どこの脱毛サロンやクリニックに通うかを決めた際は、どのような支払い方法に対応しているかも確認しておくと良いでしょう。

光脱毛では永久脱毛できない

脱毛サロンでの脱毛は、永久脱毛できないことも注意したいデメリットの1つです。
レーザー脱毛と光脱毛の違いは、扱うエネルギー量の違いがあります。
レーザー脱毛はメラニン色素だけに反応しやすい光のみを抽出することで、エネルギーを増幅しながら、通常の肌にダメージを与えないように設計されています。一方、光脱毛ではさまざまな波長に光が混じっているため、出力が弱くなります。
そのため、メラニン色素に与えられるダメージ量が十分でないため、「減毛」にはなりますが、なかなか永久脱毛することができません。そのため、何回も通う必要があるのです。
「永久にひげを生やさない」ことを目的にするなら、レーザー脱毛を選ぶとよいでしょう。逆に「ヒゲの量を少し減らせればよいかな」くらいなら痛みも少ない光脱毛も選択肢に入るかもしれません。

永久脱毛を行うと、後でヒゲを生やしたくても生えてこない

逆に効果が非常に高いのがレーザー脱毛です。
毛包に強いエネルギーを与えるので、まさに「毛根から生えてこない」ようにします。そのため永久脱毛をしてしまうと、基本的に二度とヒゲは生えてきません。
「やっぱりヒゲを伸ばしてみたい」など、脱毛後に後悔する可能性もあるため、ご自身でしっかり検討してください。
また、場所によってレーザー脱毛で永久脱毛したい部分をデザインすることもできるので、あらかじめ担当医師・スタッフに相談するとよいでしょう。

施術中は日焼けすることができない

ヒゲ脱毛の前後は肌が荒れやすい時期。日焼けするとメラニン色素が増加して、光やレーザーに通常の肌がより反応しやすくなります。あまりに日焼けが強い場合、肌トラブルのリスクを考えて、施術を断られることもあります。
夏のレジャーを思いっきり楽しんだ後、日焼けで後悔することのないよう、脱毛に通う時期も選ぶとよいでしょう。

ヒゲ脱毛による副反応があることも

特にレーザー脱毛の場合、出力の高いレーザーを使用するため、副反応が出ることがあります。特に多いのが「毛嚢炎(もうのうえん)」といって、毛穴に雑菌が入り炎症を起こすケースや、乾燥が進んで湿疹が生じるケースなどです。
肌トラブルが起こった場合、早めの対処が大切です。
事前にどんな副反応があるのか確認しながら施術を行っていくと、あわてずにすみます。
また、肌トラブルリスクが低い脱毛がいいという方は、光脱毛を視野に入れてもよいかもしれません。

ヒゲ脱毛で後悔しないポイントは?

ヒゲ脱毛後に後悔しないためのポイントを見ていきます。

クリニック選びは慎重にする

「ヒゲ脱毛」と一言でいっても、さまざまな機械や方法を組み合わせると、非常に多種多様です。クリニックやサロンによっても全く異なります。
自分がどういう「ヒゲ脱毛」をしたいのかによって、合っているクリニックも異なります。
いろいろ話を聞きながら、自分にあったクリニックを選ぶようにするとよいでしょう。

担当医師・スタッフとのコミュニケーションをしっかりする

どんなクリニックを選んだにせよ、担当医師やスタッフとのコミュニケーションをしっかり行うのは大切です。
肌トラブルが起こった時は、いかに迅速に対処するかがポイントの1つでもあります。普段からコミュニケーションを密にしておくと、対応するスピードが変わってきます。
ヒゲ脱毛に関する痛みもあらかじめ伝えておくことで、痛みを緩和する方法を提示してくれますので安心です。
また、特にレーザー脱毛は永久脱毛です。「施術後にこの場所にヒゲが必要だった」と後悔しないよう、希望のヒゲのデザインを伝えることも忘れないようにしましょう。

普段からのケアが大切

ヒゲ脱毛による肌荒れを防ぐには、普段からのケアが大切です。
特に以下の点を意識して、普段の肌ケアを行うと肌トラブルをある程度防ぐことができます。

  • 保湿ケアをしっかり行う
  • 敏感肌用の石けんをつかい、肌に刺激を与えないよう泡で優しく洗うようにする
  • 夏はもちろんのこと、冬でも日焼け止めクリームを使うようにする
  • 日中の汗をこまめにふくことで、汗による炎症を防ぐようにする
  • 普段から脂っこい食事や暴飲暴食を控えるようにし、ビタミンCやビタミンB2・B6などの栄養素を摂るように心がける
  • ヒゲの自己処理をカミソリで行う場合、少ない刃数で行うと肌にストレスがかかりやすくなるので、なるべく接着面積の多いヒゲ剃りを使うようにする。理想は電動シェーバーがおすすめです。

ヒゲ脱毛のアフターケアもしっかり行う

ヒゲ脱毛をすると、一時的に肌の乾燥が進み、毛嚢炎もでやすくなります。
上記の肌ケアをより一層しっかり行い、肌トラブルをなくすようにしましょう。治療薬が必要なこともしばしばあるので、担当医師やスタッフにも早めに伝えるようにしましょう。

【まとめ】ヒゲ脱毛にもデメリットはある?失敗して後悔しないためのポイント

ヒゲ脱毛のデメリットについて詳しく説明していきました。
まとめると
どれも予め予想することで防げるものばかりです。
重要なのは事前の準備なので、よくクリニックなどの施術方法を検討してから、自分にあったヒゲ脱毛を選ぶようにしましょう。
また、ヒゲ脱毛前後の肌ケアを忘れずに行うことをオススメします。