ヒゲ脱毛後の入浴や飲酒はどうする?施術後の日常生活における注意点

ヒゲ脱毛後の入浴や飲酒はどうする?施術後の日常生活における注意点

公開日:2021年09月27日 更新日:2021年10月04日

ヒゲ脱毛(髭脱毛)

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

ヒゲ脱毛後の入浴や飲酒はどうする?施術後の日常生活における注意点

肌荒れを気にする方にとって、一度は考えたことがあるのがヒゲ脱毛ですよね。
ヒゲ脱毛で肌荒れを抑えられ、なにより清潔感が増して見た目の印象もアップします。
そのためには施術も大切ですが、施術以上に重要なのがアフターケア。特に肌の負担を与えやすい入浴や飲酒には細心の注意が必要です。とはいえ、いつも楽しみにしていた入浴や飲酒をずっと禁止にされるのもツライのではないでしょうか。
この記事ではヒゲ脱毛の入浴や飲酒はいつからOKなのか、ヒゲ脱毛施術後の日常生活での注意点を中心に解説していきます。

ヒゲ脱毛の入浴はどうすべき?

結論からいうと、ヒゲ脱毛当日の入浴は控えたほうがよいでしょう。そのかわり、ぬるめのシャワーにつかるのはOKです。
その理由として3つあげられます。

ヒゲ脱毛後の入浴は赤みやかゆみにつながる

レーザー脱毛で照射された場所は、施術後も熱がこもった状態になります。
その状態で入浴をして体を温めると、血行がよくなりさらに肌に熱をこもらせる原因になります。
炎症が強くなるので、肌の赤みやかゆみにつながっていきます。そのためヒゲ脱毛の施術を受けた日は、体温を上げないようにする必要があるのです。
同様の理由からサウナや岩盤浴・温泉なども、脱毛の赤みやかゆみが引いてくるまで待った方がよいでしょう。

ヒゲ脱毛後の毛嚢炎(もうのうえん)のリスクを上げてしまう

レーザー脱毛の比較的多い合併症として「毛嚢炎」があげられます。
これは、レーザー照射でダメージを受けた毛穴に雑菌が入ることで起こりますが、入浴すると雑菌が入りやすい環境をつくってしまうことになります。特に一番風呂でなく、他の人が入浴した後の湯舟を利用する場合は要注意です。

ヒゲ脱毛後の肌の乾燥が進む

レーザー脱毛で肌に熱がこもった状態だと、肌の乾燥が進んでしまいます。そこに温度の高い湯舟につかることは、肌の乾燥を進ませる原因になります。
なるべく施術後の乾燥肌を防ぎたいなら、当日の入浴を控え、ぬるめのシャワーにするようにしましょう。その後、しっかりと保湿ケアをするのも忘れずに。
通常は施術後当日の入浴を控えれば、1日で肌のダメージはだいぶ抑えられます。しかし、レーザー照射の強度やもともとの肌質によっても、ダウンタイムは異なるので、施術後担当医師・スタッフに質問してもよいでしょう。

ヒゲ脱毛後の飲酒はどうすべき?

では飲酒はどうなのでしょうか。これも結論から言うと「施術前後12時間以内の飲酒は控えたほうがよい」といわれています。
それはなぜか、順番に見ていきましょう。

ヒゲ脱毛後の飲酒で肌はどうなるのか

アルコールを摂取すると、入浴と同じように全身の血行が良くなるため、体温が上がり、肌の赤みやかゆみにつながります。かゆみが出るとどうしても掻きたくなるものです。施術で一時的に荒れた肌をかき壊すと湿疹になり、炎症がさらに強くなってしまうのです。
さらに、アルコールでも体内の水分が奪われるので、肌トラブルの原因になります。誰しも、飲酒時に水を飲みたくなる経験をしたことがありますよね。
それは体内のアルコールを薄めたいという脳の刺激と共に、水分が奪われているからになります。体内の水分が奪われているということは、肌の乾燥も進んでいる証拠といえます。
乾燥肌が進むと、レーザー照射でこもった熱エネルギーが抜けきらずに、肌トラブルを招くというわけです。

ヒゲ脱毛前後「12時間」は禁酒したほうがいい理由

上記からヒゲ脱毛前後のアルコール摂取は、肌トラブルの原因になることは分かったと思いますが、ヒゲ脱毛からアルコール摂取までどれくらい時間をおけばよいのでしょうか。
アルコールを摂取すると、速やかにアルコールが吸収され、血中濃度がピークになるのは30分~2時間後とされています。
その後アルコールの摂取を止めると、当然体内のアルコール濃度は下がっていきます。アルコールが肝臓で代謝され分解されるまでの時間は、ビール中ビン1本を想定した場合、一般的には男性で約2.2時間、女性で約3時間といわれています。しかし、個人差が非常に大きいのが現実です。
また、その日の体調やどれくらいアルコールを飲んだかによっても変わってきます。そのため、分解速度が遅い方でも肌トラブルにつながりにくい「12時間」と規定しているクリニックやサロンが多いのです。

その他のヒゲ脱毛後の日常生活における注意点

ヒゲ脱毛後では、他にはどのようなことに気をつけたほうが良いのでしょうか。特にアフターケアで大切なポイントをあげていきます。

洗顔の仕方をデリケートに行う

洗顔の時、ハンドソープでゴシゴシ洗ったりしていませんか?
特にヒゲ脱毛後は、敏感肌用の石けんを使い、肌に刺激を与えないよう、泡で優しく洗うようにすることが大切です。こすったりすると、肌の赤みやかゆみにつながります。

保湿ケアを特にヒゲ脱毛後はしっかり行う

ヒゲ脱毛をすると、前述の通り乾燥肌が進みます。レーザーの熱エネルギーを最小限にくいとめるためにも、保湿ケアをしっかり行うようにしましょう。

紫外線や汗に気を付ける

紫外線は肌のバリアを崩すほか、肌荒れをさらに加速させてしまいます。さらに紫外線自体には、肌のDNAを損傷させ、肌の老化をさせる成分が多く含まれることがわかっています。
夏はもちろんのこと、冬でも日焼け止めクリームを使った方がよいでしょう。
デリケートな肌には日焼け止めクリームの種類にも気をつける必要があります。日焼け止めクリームには散乱剤と吸収剤の2種類があることを知っていますか?
散乱剤といって膜を張るタイプ、吸収剤は光を熱エネルギーに変換することで紫外線を予防するタイプです。通常は、散乱剤のほうが吸収剤よりも白テカリしやすいデメリットはあるものの、特にレーザー脱毛後の肌には、熱がこもりにくく紫外線のカットもされるのでオススメです。
また、日中の汗をこまめにふくことで、汗による炎症を防ぐことができます。特に普段から乾燥肌の方は、日中に肌の水分が取られる分、レーザー照射にともなって炎症を起こしやすくなるので注意が必要です。

【まとめ】ヒゲ脱毛後の入浴や飲酒はどうする?施術後の日常生活における注意点

今回は、ヒゲ脱毛後の入浴や飲酒を中心に、ヒゲ脱毛後の日常生活の注意点を解説していきました。
まとめると

  • ヒゲ脱毛後当日の入浴は控える
  • ヒゲ脱毛後当日でもシャワー浴は可能
  • ヒゲ脱毛後の肌の炎症具合から徐々に入浴してみる(個人差が大きいので、あらかじめ担当医師・スタッフに確認する)
  • 飲酒は、ヒゲ脱毛前後12時間は控えるようにする

となります。
ヒゲ脱毛は施術自体ももちろん大切ですが、施術前後をどう過ごすかによって、 ヒゲ脱毛による副反応を最小限に抑えることができます。
心配な点は担当医師・スタッフと気軽に相談しながら、素敵な脱毛ライフをお過ごしください。