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ニキビ・ニキビ跡・肌荒れでもヒゲ脱毛はできる?施術との関係性についても解説

ニキビ・ニキビ跡・肌荒れでもヒゲ脱毛はできる?施術との関係性についても解説

公開日:2021年09月27日 更新日:2023年08月21日

ニキビ・ニキビ跡・肌荒れでもヒゲ脱毛はできる?施術との関係性についても解説

世の中の男性にとって、面倒だと感じる日課のひとつが髭剃り。ヒゲの量が多く剃るのに時間がかかったり、剃っても青く目立ったりと悩みがつきないものです。
近年では、男性の医療脱毛を実施しているクリニックや医院も多くなりました。しかし、特に濃いヒゲをお持ちの男性で悩みが多いのが、ニキビや肌荒れのトラブル。「肌荒れした状態で医療脱毛をしてさらに悪化してしまったら・・・」と考えて、医療脱毛をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事ではニキビやニキビ跡、荒れている肌へのヒゲ脱毛について解説します。
この記事を読むことで、ニキビ・ニキビ跡への脱毛施術だけでなく、肌荒れでヒゲ脱毛した場合の起きやすいトラブルやその原因、予防法について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • ニキビ・ニキビ跡があってもヒゲ脱毛はできる?
  • ヒゲ脱毛で起きる肌トラブルとは?
  • ヒゲ脱毛後の肌トラブルは予防できる?

ヒゲ脱毛とは

ヒゲ脱毛の方法としては、レーザー脱毛、ニードル脱毛、光脱毛の3種類あります。
レーザー脱毛は、毛根のまわりにあるメラニン色素に特に吸収されるレーザー光を使って、毛根とその周りにある発毛組織にダメージを与える方法です。レーザーはメラニン色素に反応するため、通常の肌にダメージを与えにくいのが特徴です。さらに、発毛組織にダメージを与えることで、毛が生えてこない「永久脱毛」をすることができます。
ニードル脱毛は毛穴に針を指し、電流を流して、毛根と発毛組織に同じようにダメージを与える方法です。1つ1つに電極をさしてダメージを与えるので、他の組織を傷つけにくいのですが、非常に時間がかかり、痛みも強く、広範囲のヒゲ脱毛には向かない方法になります。レーザー脱毛と同様に永久脱毛を期待することができます。
光脱毛は、さまざまな波長をもつ光のエネルギーで、毛根の組織を弱らせる方法です。レーザーと違って、さまざまな波長の光エネルギーが入っている分、全体の出力を上げると通常の肌にもダメージを与えてしまうため、永久脱毛にはなりません。あくまで毛の量を一時的に減らし、コントロールする治療方法になります。
現在では、クリニックではレーザー脱毛が主流になっているので、以下はレーザー脱毛についてお話していきます。

ニキビでヒゲ脱毛はできる?

ニキビの状態でヒゲ脱毛ができるかは、ニキビの症状によって異なります。
そもそもニキビとは「尋常性ざ瘡」といって、毛穴が詰まった状態にあります。大きくわけて毛穴が詰まっただけの「白ニキビ」、そこに炎症が生じた「赤ニキビ」と分かれます。赤ニキビがさらに炎症がすすむと「化膿ニキビ」になります。
レーザー光でダメージを与えると、通常の肌にはダメージを与えにくいとは言え、一時的に肌のバリアが崩れます。そこに雑菌が入ると毛嚢炎(もうのうえん)といって、毛穴に雑菌が入り「化膿ニキビ」に悪化してしまう可能性があるのです。
治りかけのニキビの場合は、ニキビの所を含めて脱毛することができますが、ニキビそのものへの照射は避けておいた方が無難です。また、広い範囲にニキビができていて照射自体が難しい場合は、ヒゲ脱毛を行うことができない可能性があるので注意が必要です。
ご不安な方は、事前カウンセリングで必ず肌の状態をチェックいたしますので、担当医師やスタッフに確認するとよいでしょう。

ニキビ跡でヒゲ脱毛はできる?

ニキビ跡だけの場合は、問題なく施術できるケースがほとんどです。ニキビ跡の状態だと、炎症や化膿はすでに収まっているので、レーザーや光の刺激に弱い状態でもありません。
むしろレーザー治療によって毛穴が閉じていくので、ニキビ跡自体も改善できる場合がありますので、カウンセリングの時に担当医師・スタッフに相談するとよいでしょう。

肌荒れでヒゲ脱毛はできる?

肌荒れの炎症が強い場合は、ヒゲ脱毛はオススメしておりません。なぜなら、ヒゲ脱毛によるレーザー治療で一時的に肌が乾燥し、悪化するからです。
通常の肌でしたらダウンタイムは短く、すぐ元の状態に回復しますが、肌荒れが強い状態の場合、さらに悪化しなかなか回復しないことも予想されます。
しかし、軽度な状態ならヒゲ脱毛を行うことができます。また「肌荒れ」の種類にもよるので、事前に肌をチェックさせていただき、個別にお応えするようにしております。

ヒゲ脱毛で起こりうる肌トラブルは?

ヒゲ脱毛施術後に起こる可能性のある肌トラブルを紹介します。

毛嚢炎(もうのうえん)

前述の通り、肌のバリアが崩れてしまった時に、毛穴から雑菌が入ると「毛嚢炎(もうのうえん)」を中心とした肌トラブルが起こりやすくなります。
特に、ニキビはもともと毛穴が詰まってしまっている状態のこと。そこに毛穴に雑菌が入ると、ニキビの状態も悪化する可能性があります。

乾燥が進む

レーザー治療は光エネルギーを熱エネルギーに変換し、毛根にダメージを与えます。そのため肌から熱エネルギーで水分を奪うので、肌の乾燥が一時的にすすみます。特に普段保湿ケアをしていない場合は、乾燥が進み、ヒゲ脱毛後の赤みが強くでてしまうことがあるので、注意が必要です。
さらに悪化すると、火傷(やけど)のような状態になる可能性もあるので、肌荒れがある場合は中止するか、適宜照射出力を調整する必要があります。

ヒゲ脱毛による肌荒れを防ぐ方法は?

ではヒゲ脱毛後の肌荒れを防ぐ方法はあるのかみていきます。

保湿ケアをしっかり行う

「保湿ケアは脱毛後だけで行えばよい」と考えていませんか?
むしろ普段からの保湿ケアを十分行うことで、角質に十分水分がいきわたりやすくなるので、脱毛もしやすくなります。

洗顔の仕方に気を付ける

洗顔の時、ハンドソープでごしごし洗ったりしていませんか?
特にヒゲ脱毛後は、敏感肌用の石けんをつかい、肌の刺激をあたえないよう、泡で優しく洗うようにしましょう。

紫外線や汗に気を付ける

紫外線は肌のバリアを崩すほか、肌荒れをさらに加速させてしまいます。夏はもちろんのこと、冬でも日焼け止めクリームを使うようにしましょう。
デリケートな肌には日焼け止めクリームの種類にも気をつけてください。散乱剤といって、膜を張るタイプだけ使ったものを使用するようにし、吸収剤(光を熱エネルギーに変換することで紫外線を予防するタイプ)はできるだけ使用しないようにしましょう。
日中の汗をこまめにふくことで、汗による炎症を防ぐことができます。特に乾燥肌の方は日中肌の水分が取られる分、炎症を起こしやすくなるので注意が必要です。

普段からニキビケアを行って、ニキビができにくい環境にする

特に男性の場合は、皮脂の分泌が盛んなことによるニキビと、肌にストレスがかかるような自己処理を行っていることでニキビになるケースが多いです。普段から脂っこい食事や暴飲暴食を控えるようにし、ビタミンCやビタミンB2・B6などの栄養素を摂るように心がけましょう。
またヒゲの自己処置は、できるだけ電動シェーバーがおすすめですが、カミソリを使う場合は少ない刃数で行うと、肌にストレスがかかりやすくなるので、なるべく接着面積の多いヒゲ剃りを使うようにしましょう。

【まとめ】ニキビ・ニキビ跡・肌荒れでもヒゲ脱毛はできる?施術との関係性についても解説

ニキビやニキビ跡、荒れた肌へのヒゲ脱毛について解説しました。
この記事では、下記のようなことがわかったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • ニキビの症状によってヒゲ脱毛の可否は異なる
  • 治りかけのニキビなら照射できるが基本的にニキビへの照射は避ける
  • ニキビ跡への照射は可能でむしろ改善が期待できる場合もある
  • ヒゲ脱毛で起こりうるトラブルは、毛嚢炎、火傷、肌の乾燥・赤みなど
  • 保湿や洗顔、紫外線対策など刺激を軽減するケアをすれば脱毛背術によるトラブルは予防可能

普段からのスキンケアをしっかりして、ニキビや乾燥を防ぎ、ヒゲ脱毛ができる環境を整えることで肌のトラブルを防ぎ、脱毛効果を高めることができます。

メンズトイトイトイクリニックには、皮膚科医が常駐しており、万が一トラブルが起きた場合でも迅速に対応いたします。また、脱毛による肌トラブルや副反応が心配な方には、ヒゲ脱毛1回トライアルを100円にて提供しておりますので、まずは気軽にお試しください。

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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