医療脱毛で使われる麻酔の種類・効果・費用相場

医療脱毛で使われる麻酔の種類・効果・費用相場

公開日:2021年11月04日 更新日:2021年11月23日

医療レーザー脱毛

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

医療脱毛で使われる麻酔の種類・効果・費用相場

医療レーザーを用いて行う医療脱毛は効果がある反面、痛みが強いと言われています。そのため、より痛みの程度が軽い美容脱毛をサロンで受けることを考える方がおられるかもしれません。
しかし実際は、医療脱毛であってもしっかりと麻酔をすることで、むしろ美容脱毛よりも痛みを感じることなく施術を受けることができると言われています。
今回の記事では、医療脱毛を受ける前に知っておきたい、脱毛に関わる麻酔について、その種類や効果、また費用相場についてご説明をいたします。

医療脱毛に使用される麻酔の種類

麻酔には、眠ってしまう全身麻酔と意識は残したままで痛みを感じなくしてしまう局所麻酔があります。
全身麻酔にはガスを吸入するものと血管内に注射して使用するもの、局所麻酔には、麻酔薬をクリームやテープにして使用するものや麻酔液を施術部位に注射して使用するものがあります。

全身麻酔〜ガス麻酔

一般的に笑気ガスとして知られている亜酸化窒素は、無色で不燃性のガスです。このガスは、歯科治療においてよく利用される鎮静薬でもあります。特に痛みを伴う処置の前に使用することで、患者さんの不安を解消し、リラックスさせることができます。
通常、プラスチック製のマスクを口と鼻に装着します。酸素と混ざり合った笑気ガスがマスクの中を流れ、そのガスを吸い込むと、数分もしないうちに効果が発現します。
施術が終わってマスクを外すと、数分以内に効果が消失します。

局所麻酔〜クリームを用いた麻酔

局所麻酔として、皮膚から吸収される麻酔薬をクリームに混ぜた製品を使用することがあります。
クリームにはリドカインを含む複数のタイプの麻酔薬や、血管収縮作用のある薬剤が混ざっているものもあります。

局所麻酔〜テープを用いた麻酔

リドカインなどの麻酔薬を表面に塗り、皮膚に貼り付けることができるようにテープにした製品を使用することもあります。

局所麻酔〜注射薬を用いた麻酔

非常に稀ですが、局所麻酔薬であるリドカインを注射で使用することもできます。

全身麻酔〜静脈麻酔

全身麻酔として、静脈麻酔も非常に稀ですが医療脱毛の際に使用されることがあります。
通常は、睡眠薬と同じような成分の薬やプロポフォールと呼ばれる麻酔薬を血管内に注射します。
これらの薬剤は、即効性が高く、適切な量を使用すると速やかに眠りに入り、使用を中止してしばらくすると目が覚めます。

麻酔の効果

次に、それぞれの麻酔方法の効果についてご説明します。また心配な副作用についてもご紹介していきます。

全身麻酔

笑気ガスは、気持ちを落ち着かせるために使用する麻酔薬であり、完全に眠ることを目的としたものではありません。
薬が効いてくると、頭がボーッとし、楽しい、リラックスした気持ちになります。場合によっては、会話をしながら施術を受けることもあります。
笑気ガスは、医師の適切な管理のもとであれば安全に使用できます。しかし、人によっては、使用中または使用後に副作用が出ることがあります。
最も一般的な副作用は、頭痛と吐き気です。ただこれらは一過性のもので、すぐに回復します。さらに妊娠中の方への使用は避ける必要があります。赤ちゃんの奇形の原因になる可能性が指摘されているからです。
静脈麻酔では、完全に意識がなくなります。したがって施術中のことは何も思い出せなくなります。最も効果が高い麻酔方法になりますが、その分意識がなくなることで呼吸が抑制されてしまい、思わぬ合併症が発生するリスクもあります。
したがって静脈麻酔をするときには、血液中の酸素濃度を持続的に計測する酸素飽和度モニターや心電図モニターを使用することが一般的です。また静脈麻酔を使用した日は、目が覚めてもしばらくは少し眠い状態が続くことがありますので、翌日まで車の運転は避ける必要があります。
静脈麻酔は、経験のある医師であればなんら問題なく使用できるものですが、医療脱毛であればこのレベルまでの麻酔を必要となることはないため、最後の手段として使用されることが一般的です。

局所麻酔

局所麻酔薬として使用されるのは、クリームタイプのものが一般的です。
クリームタイプの麻酔薬は、皮膚から吸収されるまでに多少時間がかかることから、施術を受ける30分ほど前に施術箇所に塗布し、その上からテープを貼って吸収されるまで待つ必要があります。
吸収されると、しっかりと麻酔の効果が現れますので、その後痛みを感じることはほぼなくなります。
テープタイプのものは、吸収される効率が悪いため、施術を受ける60分ほど前から使用を必要とすることもあります。
注射タイプの局所麻酔は、数分で効果が現れます。しかし注射をする必要があり、痛みは避けることができないため、医療脱毛ではほとんど使われることはありません。
いずれも、局所麻酔薬に対するアレルギーがある人には使用できません。また使用する場所が赤くなったり、逆に蒼白になったりすることはありますが、これらは一過性のもので、しばらくすると回復します。

費用相場

それぞれの費用も心配になるところでしょう。
医療脱毛に対して麻酔を使用する場合、健康保険を使うことができませんので、自費での支払いになります。

全身麻酔

笑気ガスを使用する場合、使用する時間によって一般的には税込で2,000から3,500円程度の費用が相場となっています。
静脈麻酔を使用する場合、麻酔を安全に使うためのモニターの使用が必要となることもあり、20万円もすることがあります。

局所麻酔

局所麻酔は、クリームタイプのものでおよそ税込3,000円程度が相場となっています。テープタイプのものであれば、一枚500円程度のところもあります。ただ注射タイプのものは、3,500円程度に設定されていることが一般的です。

【まとめ】医療脱毛で使われる麻酔の種類・効果・費用相場

医療脱毛で使用することのある麻酔について、その種類や効果、そして費用相場についてご説明しました。
効果の高いものは高額になり、低いものは安くなることは、ある意味仕方がないことかもしれません。
ただ痛みの感じ方には個人差もありますので、安心して施術を受けるためにも、自分にあった麻酔方法を選ぶことが最善です。ぜひ施術を受ける前に担当医と相談してみることをお勧めします。

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