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厚生労働省承認機ライトシェアデュエットとは?その特徴と効果について

厚生労働省承認機ライトシェアデュエットとは?その特徴と効果について

公開日:2021年11月26日 更新日:2021年11月26日

厚生労働省承認機ライトシェアデュエットとは?その特徴と効果について

世界で最も多く利用されている、医療脱毛機をご存知でしょうか?
それが「ライトシェアデュエット」です。アメリカのルミナス社が開発した医療レーザー脱毛機ですが、日本でも最も人気がある脱毛機のひとつです。
世界で初めてアメリカのFDA(Food and Drug Administration: アメリカ食品医薬品管理局)から認可を受けただけでなく、日本の厚生労働省からも医療脱毛に使用することを正式に承認されている脱毛機でもあります。
このコラムでは、このライトシェアデュエットに焦点をあて、作用機序、また効果やデメリットなどについて解説いたします。

ライトシェアデュエットの特徴

まず、ライトシェアデュエットの機器が持つ特徴について、いくつかご紹介します。

熱破壊式ダイオードレーザーである

ダイオードレーザーをショット式に照射する機器であることが、まず一番の特徴です。
レーザー式医療脱毛機ですので、毛根周囲に存在する色素細胞にエネルギーを蓄積させ、周辺組織も含めて破壊することで脱毛効果が得られます。
レーザー式医療脱毛機には、ダイオードレーザーのほかアレキサンドライトレーザーやYAGレーザーなどが主に用いられますが、ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーより長く、YAGレーザーよりも短い波長を有しています。
中間の波長を利用しているため、他のレーザーそれぞれの特徴がオーバーラップしており、幅広い部位の脱毛への利用が可能です。特に日本人に多い、中程度の濃さの皮膚に非常に効果的とされています。

2つのハンドピースを用いる

ハンドピース(照射口)が2種類あることも特徴のひとつです。
2種類のハンドピースを有することにより、ライトシェアデュエットが一台あるだけで、体のさまざまな部位を効率よく施術することが可能になります。
照射口のサイズは、HSハンドピースが22㎜×35㎜ 、ETハンドピースが9㎜×9㎜になっています。背中や脚などの広いエリアにはHSハンドピースを利用し、指やアゴなど、狭いエリアの脱毛にはETハンドピースを利用します。
なお両者は簡単に切り替えることができるので、2つのモデルが1つになった、まさにデュエットしているようなシステムです。

吸引と冷却機能を有している

HSハンドピースの照射口には、吸引機能がついています。
レーザーの照射と皮膚の吸引を同時に行うことで、毛根がより照射源に近づき、広い範囲の照射であっても確実に、かつ効率的にレーザーを作用させることができます。
また効率的に作用させることができるため、エネルギーの出力を下げることができ、結果的に照射による痛みの軽減も図ることもできます。
そして、ETハンドピースの照射口には冷却機能がついており、照射と同時に皮膚を冷却することで、痛みを感じにくくさせています。冷却により肌のダメージを軽減させることもできるため、より高い出力のエネルギー照射が可能になります。

ライトシェアデュエットの効果

次にライトシェアデュエットの脱毛効果について解説します。

ライトシェアデュエットは、幅広い毛質に対して永久脱毛が期待できる

ライトシェアデュエットは、医療レーザー脱毛機ですので、永久脱毛が期待できます。
しかも使用するレーザーの特徴から、剛毛から産毛まで幅広い毛質にも対応することが可能です。これは皮膚の色に対しても同様で、多少の制約はありますが、さまざまな皮膚色の方にも利用可能となっています。
さらに2つのハンドピースを使い分けることで、脱毛範囲も幅広く対応できるので、永久脱毛を考える際には最良の脱毛機だと言えます。

脱毛部位や個人差はあるが、5〜10回の施術が必要

全ての脱毛機に共通することですが、1回の施術で完全に永久脱毛が可能となるわけではありません。
ライトシェアデュエットも同様で、個人差はありますが、産毛であれば6〜10回程度、剛毛に近い毛質であれば5〜8回程度の施術が必要となります。

ライトシェアデュエットのメリット・デメリット

最後にライトシェアデュエットのメリットやデメリットについて解説します。

ライトシェアデュエットのメリット

ダイオードレーザーはほどよい波長を使用していること、また吸引や冷却など皮膚損傷のリスクを減少させる機能を同時に作用させていることもあり、ライトシェアデュエットを使用すると、施術による痛みが少なくなります。
この吸引や冷却機能によって、周囲の皮膚へのダメージも軽減され、施術後の皮膚の回復時間が短くなり、結果的に短期間で複数回の施術が可能となります。
発射時間が速いことも、ライトシェアデュエットのメリットです。1秒間に約1回のペースで発射されるため、次のパルスを素早く送ることができます。そして、ハンドピースの照射範囲が広いので、1回のエネルギー照射で広い範囲を処理することができます。
さらにサイズの異なる2種類のハンドビースを利用することで、体のあらゆる部位への施術が可能となりますが、その結果照射もれを最小限にすることができます。これもライトシェアデュエットのメリットのひとつです。

ライトシェアデュエットのデメリット

さまざまな特徴やメリットがあり、弱点はなさそうに見えるライトシェアデュエットですが、気をつけておくべきデメリットは存在します。
まず幅広い毛質に対応できるダイオードレーザーのメリットは、逆に特定の毛質に限ると他の機種より効果が劣る可能性があると言われています。例えばYAGレーザーは剛毛に強い特徴があると言われていますが、剛毛に限るとダイオードレーザーを採用するライトシェアデュエットの効果が劣る可能性があります。ただしこれは出力を上げたり、照射範囲を広げたりすることができるメリットを生かし、最終的な効果には大差がないと言えるでしょう。
また個人差はありますが、VIOのような剛毛や骨に近い部位は痛みを感じやすいと言われています。ただこのデメリットも、クリニックで施術を受けると麻酔を併用してもらうことができますので、十分に解決できるものです。
結果、ライトシェアデュエットによる脱毛では、大きなデメリットはないと考えていいでしょう。

【まとめ】厚生労働省承認機ライトシェアデュエットとは?その特徴と効果について

ライトシェアデュエットの特徴やメリット、デメリットについてご説明しました。
やはり世界一のシェアを誇る機種だけあり、永久脱毛を考えて施術を受ける人にとって、最善の脱毛機と言っても過言ではないでしょう。また正式に厚生労働省からの認可を受けていることも、安心できる理由です。
ぜひ永久脱毛を考えている方は、ライトシェアデュエットを採用しているクリニックで施術を受けることを検討してみてはいかがでしょうか?

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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当サイトの監修医師 医療法人社団雪焔会 メンズトイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

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