男性のヒゲ脱毛の種類を徹底比較【効果・費用・回数・期間・痛み】
公開日:2021年09月27日 更新日:2023年08月22日
身だしなみの一部として、男性もヒゲを初め様々な部位の脱毛をするようになった昨今、脱毛の方法にも複数の方法から選ぶことができるようになっています。
しかし、具体的にどの方法が男性のヒゲにあった脱毛方法なのでしょうか?
この記事では、男性のヒゲ脱毛に使用できる脱毛法について解説します。
この記事を読むことで、脱毛方法の違いやそれぞれの特徴について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。
こんな事がわかる
- メンズヒゲ脱毛にはどのような種類がある?
- おすすめのヒゲ脱毛法は?
- 脱毛法ごとの効果・期間・回数・費用はどう違う?
目次
男性のヒゲ脱毛に使用出来る脱毛法
まず男性のヒゲ脱毛に使用できる脱毛法についてご説明します。
レーザー脱毛
医療脱毛やレーザー脱毛などとも呼ばれる脱毛方法です。
黒い色素に吸収される性質を持つレーザーを利用しています。毛根にはメラニンという色素があり、この色素にレーザーが吸収され毛根全体にダメージを与えることで効果を発揮します。
この脱毛法は医療行為ですので、医師または医師の指導のもと、医師がいるクリニックでのみ行うことができます。ただしその分、他の方法よりも威力が強く、効果も期待できる方法と言えます。
ニードル脱毛
ニードルとは「針」を意味しますが、その言葉の通り電気を通す細い針を毛穴に挿入し、1秒にも満たない極めて短い時間の電流を流すことで毛根細胞にダメージを与えます。
この方法は色素に反応させるものではないため、産毛や白髪など色素の薄い毛にも対応できますし、一本ずつ施術しますので全ての毛を脱毛するのではなく、全体の見た目を意識して形を意識する脱毛に利用できます。
ただし痛みが強いこと、また手間がかかるためにコストがかかることが注意すべきところです。
光脱毛
フラッシュ脱毛などの呼び方で、一般的にサロンでの脱毛に用いられる方法です。レーザー脱毛と同じように、色素に吸収される光を利用して毛根にダメージを与えます。
こちらは医療行為ではありませんので、エステやサロンなどで比較的気軽に利用できる利点がある一方、レーザーに比べて威力が弱いため、十分な効果を得ることができるまでに時間がかかること、また永久脱毛はできない欠点もあります。
家庭用脱毛機器
市販の脱毛機器を用いることもできます。男性のヒゲ脱毛用に作られている製品もあります。
家庭用脱毛機器はサロンなどで用いられている光脱毛の機械の出力をさらに弱めたもので、専門的な知識や技術がなくても手軽に使用できるように配慮されています。
したがって安心して使用することができますが、脱毛に対する効果はさらに弱くなります。脱毛を期待するよりは、ヒゲの発育を遅らせる、ヒゲを少し薄くすることを期待するのであれば、問題はありません。
なお脱毛機器の使用回数には限度があります。効果を持続させるためには、脱毛機器に継続してコストがかかることは理解しておきましょう。
脱毛(除毛)クリーム
市販されている脱毛クリームを利用する方法もあります。
なお、本来「脱毛」とは物理的に毛根から毛を引き抜くことを指します。一般的には脱毛クリームと呼ばれますが、これは毛を引き抜くものではなく、化学的な作用を利用して毛を取り除くものですので、「除毛」が適切な用語であり、「除毛クリーム」が適切です。ただし、ここでは混乱を避けるためにも「脱毛クリーム」と表現します。
通常は1日に数回程度クリームを肌に塗ることで、ヒゲの発育を抑えることを期待します。手軽に使える利点はありますが、効果が出るまで時間がかかる欠点もあります。
男性のヒゲ脱毛法の効果・期間・回数・費用
次に、それぞれの脱毛法の効果、メリットやデメリットのほか、脱毛期間、必要となる回数や費用について、ご紹介しましょう。
男性のヒゲ脱毛法の効果(メリット・デメリット)
それぞれの方法でメリット、デメリットがありますが、効果の観点から区別したいと思います。
永久脱毛が期待できる、つまりヒゲ剃りをしなくても良いレベルまでの効果を期待する場合、一番効果的なのはレーザー脱毛です。ニードル脱毛も同様に永久脱毛の効果が期待できます。
ヒゲ剃りの回数を減らす程度が目的であれば、その他の方法でもある程度の効果は期待できます。ただし永久脱毛でなければ、ヒゲ剃りの回数を減らす効果を持続させるために、継続して施術が必要となります。
デメリットとして、このあと回数や費用でも比較しますが、痛みについては、レーザーやニードル脱毛は他に比べると強くなります。しかし、痛みの感じ方には個人差がありますし、これらは麻酔薬を併用することもできますので、デメリットへの対策は可能です。
脱毛期間・回数
それぞれの方法で、ヒゲ剃りが必要なくなるまでの脱毛期間や回数を整理していきますが、家庭用脱毛器や脱毛クリームでは、そもそもヒゲ脱毛が必要なくなるまでの効果は期待できません。
また脱毛施術は、育毛サイクルに合わせて行いますので、繰り返し行う必要があれば、どうしても期間が長くなります。必要となる期間が短い順にご説明すると、以下の通りです。
脱毛期間 | 脱毛回数 | |
---|---|---|
レーザー脱毛 | 1.5~2.5年 | 10〜15回程度 |
ニードル脱毛 | 2〜3年 | 15〜20回程度 |
光脱毛 | 3〜4年 | 20回以上 |
費用
次に、ヒゲ剃りが必要にならなくなるまでにかかる費用について、ご説明します。これも家庭用脱毛器や脱毛クリームではヒゲ脱毛が必要なくなるまでの効果は期待できませんので、ここではご紹介を省略します。
もちろん金額や効果には、施設や個人によって変わりますので、あくまで参考となります。
完了までに要する費用 | |
---|---|
レーザー脱毛 | 20万円程度 |
ニードル脱毛 | 50万円程度 |
光脱毛 | 40万円程度 |
レーザー脱毛がおススメの理由
以上からもご理解いただけるかと思いますが、レーザー脱毛は永久脱毛を期待できること、また同じ永久脱毛が期待できるニードル脱毛と比べると期間・回数、また費用の面で優位と言えます。
もちろんレーザー脱毛は痛みがあるというデメリットはありますが、先にご紹介したように麻酔薬を利用することでデメリットに対応が可能です。
【まとめ】男性のヒゲ脱毛の種類を徹底比較【効果・費用・回数・期間・痛み】
男性のヒゲ脱毛法について解説しました。
この記事では、下記のようなことがわかったのではないでしょうか。
この記事のポイント
- ヒゲ脱毛には、レーザー脱毛、ニードル脱毛、光脱毛、家庭用脱毛機器、除毛クリームがある
- 家庭用脱毛機器や除毛クリーム、光脱毛は永久脱毛でないため継続的な自己処理が必要
- 施術回数や期間、費用を総合的に判断すると、費用が安く、期間や回数が少なく済むのがレーザー脱毛
- 脱毛法の中でレーザーとニードルは永久脱毛が可能である反面、施術時の痛みがデメリットとしてあり、特にニードル脱毛は痛みが強く、広範囲の脱毛には適さない
- 医療脱毛であれば麻酔が使用できるため、痛みへの対処が可能
20歳から80歳まで毎日電動シェーバーで髭剃りをすると、約120万円のコストがかかると当院では試算しております。当院のヒゲ脱毛であれば約7万円以下で施術が終了し、自己処理から解放されます。
またヒゲ脱毛についてご不明な点などありましたら、無料でカウンセリングを実施しておりますのでお気軽にご利用ください。痛みが気になる方は、鼻下のヒゲ脱毛を1回100円でお試しいただくこともできます。
監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長
野田知路Noda Tomonori
福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。