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産毛の医療脱毛の効果は?施術回数やリスクについて

産毛の医療脱毛の効果は?施術回数やリスクについて

公開日:2021年11月15日 更新日:2022年06月14日

産毛の医療脱毛の効果は?施術回数やリスクについて

男性の脱毛では、ヒゲや手足のムダ毛脱毛を希望される方が一般的です。そして、最近は産毛もしっかりと脱毛し、ツルツルの肌を望む男性が増えてきています。
しかし、産毛の脱毛に医療脱毛はどの程度効果があるのか、気になる方もおられるでしょう。
そこでこのコラムでは、産毛の医療脱毛の効果、また施術回数やリスクについて、解説いたします。

なぜ細い毛(産毛)と太い毛(剛毛)が生えてくるのか?

産毛とは、生まれたばかりの赤ちゃんの体を覆う毛のことで、最初に生える髪の毛の一種です。手のひら、唇、足の裏を除いて、赤ちゃんの体のいたるところに生えています。
この産毛は、わたしたちの皮膚を守るために生えており、衣服を着る習慣のなかった太古の時代の名残と言われています。一般的に成長に伴い抜け落ちますが、なかにはホルモンの影響を受け、成人した後も産毛が残っている人がいます。
他方、剛毛は硬い毛です。剛毛が生える理由は明確ではありませんが、ホルモンバランスや遺伝の影響を受けると考えられています。
剛毛は色が濃く、毛質も硬いことが一般的です。

産毛の医療脱毛の効果

それでは、産毛に対する医療脱毛の効果についてご説明します。

医療脱毛でも産毛脱毛の効果はある

結論から申し上げると、医療脱毛であっても産毛の脱毛に対して一定の効果は認められます。
しかし、剛毛に比べると産毛は脱毛の効果が現れにくい特徴があります。

産毛の医療脱毛では効果が現れにくい理由

産毛の脱毛効果が現れにくい理由は、産毛の性質にあります。
医療脱毛は、毛根にある色素細胞にエネルギーを蓄積させ、毛が生える根本部分を破壊することで、効果を発揮しています。色素が濃い方がエネルギーは蓄積しやすいため、剛毛には効率よく作用しますが、色素が薄い産毛は効果が現れにくくなってしまうのです。

産毛の医療脱毛で効果をあげるポイント

効果が現れにくいとはいえ、最近産毛の医療脱毛を希望する方が増えています。それでは、医療レーザーによる産毛脱毛はどのようにすれば効果が上がるのでしょうか?
例えば、産毛でも効果が期待できる医療レーザーを利用することが考えられます。

産毛脱毛の施術回数

では産毛の脱毛には、通常どの程度の回数や期間を必要とするのでしょうか?

脱毛に必要な施術回数

いわゆる永久脱毛を想定した場合、例えば脇やスネの脱毛に必要となる回数は、一般的に5回から10回程度と言われています。
実は、産毛の脱毛であっても必要となる施術回数はほぼ同じだと言われています。

脱毛に必要な施術期間

脱毛に必要となる施術期間は、クリニックよって異なります。
通常は毛が生えてくる周期を考え、複数回期間をあけて施術することで、永久脱毛を達成することができます。
産毛でもその考え方は同じです。ただし産毛が生えている場所によって毛が生えるスピードが異なることもあり、どの程度期間をあけて施術すべきかについては、脱毛部位によって多少異なります。
例えば顔の毛周期は1〜2ヶ月と言われており、顔の産毛の脱毛もこの頻度で行うことが望ましいです。
ただ実際施術の効果は皮膚の色の影響も受けますし、体調にも配慮して施術を行いますので、もっと間隔をあけることもあれば、より短い間隔で施術することもあります。

産毛脱毛のリスク

では最後に産毛脱毛のリスクについてご紹介しましょう。

硬毛化・増毛化のリスクは本当か?

産毛に対して脱毛の施術を行うと、毛が硬くなったり毛が増えたりすることを心配する人がおられます。
確かにそのような事実があることは間違いないようですが、このリスクは単に産毛に対する脱毛に限ったわけではなく、そのほかの脱毛の施術においても発生することがあります。
実際のところ、なぜ毛が硬くなり、増えてしまうか、その理由は明確にはわかっていません。したがって、確実な予防法や対策が分かっているわけではありません。
産毛を脱毛したはずなのに、毛質の異なる毛が生えてくると心配になるかもしれません。しかし医療脱毛を行うクリニックでは、そのような場合もしっかりと対応してくれ、確実に成果をあげることができるように、脱毛方法を修正しますのでご安心ください。
また産毛に対する脱毛を行うと、皮膚の炎症を起こしたりすることがあります。これは産毛の脱毛を行うために、普段より高いエネルギーで照射を行うことがあることも影響しているかもしれません。
そのため、やはり皮膚に対する専門的な知識を有する脱毛クリニックで産毛脱毛を行うと、より安心できるでしょう。

【まとめ】産毛の医療脱毛の効果は?施術回数やリスクについて

産毛に対する医療脱毛の効果、施術の回数やリスクなどについて解説しました。
産毛を脱毛すると、自己処理の回数を減らすことが可能になり、皮膚をより美しく見せることができるようになります。
ぜひよりきめ細やかな美しさを手に入れるためにも、産毛の医療脱毛に取り組んでみてはいかがでしょうか?

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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当サイトの監修医師 医療法人社団雪焔会 メンズトイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

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メンズトイトイトイクリニック
理事長・統括院長
野田 知路

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