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金玉(睾丸)・竿脱毛による影響や痛みと照射可能な範囲

金玉(睾丸)・竿脱毛による影響や痛みと照射可能な範囲

公開日:2021年09月27日 更新日:2023年11月30日

金玉(睾丸)・竿脱毛による影響や痛みと照射可能な範囲

かつてはなかったことですが、最近男性自身の美への意識が変わってきたこともあり、プライベートエリアの陰毛を脱毛する男性が増えてきています。
しかし、その実情はまだよく知られていないのが現状ではないでしょうか?

この記事では、男性の金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛について解説します。
この記事を読むことで、金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛の方法や痛み、照射可能範囲などについて理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • 金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛の脱毛法の種類
  • 金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛の照射範囲は?
  • 金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛のメリットとデメリット

金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛について

まず金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛についてご説明します。
その前に、簡単に言葉を整理しておきます。
今回の記事では、一般的に利用されている金玉(睾丸)や竿(陰茎)という言葉を利用しています。しかし医学的には、金玉や睾丸は精巣と呼ばれ、精子を作っている臓器を意味します。したがって、陰毛が生えているのは金玉(睾丸)ではなく、金玉(睾丸)が入っている袋である陰嚢(いんのう)になります。
また竿と呼ばれる部分は、医学的には陰茎と呼んでいます。ペニスと呼ぶこともありますが、これは陰茎を英語風に表現したものです(正しく英語で発音すると「ピーナス」となります)。

金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛の方法

男性のプライベートエリアの脱毛には、個人で行う方法とサロン・クリニックで行う方法があります。
個人で行う場合は、脱毛というよりは現在生えている陰毛を取り除くことがメインで、カミソリなどよる剃毛や除毛クリームを利用する方法があります。
いずれも効果は一時的なものですので、継続して行う必要がありますし、自分の目で確認することが難しい部位もありますので、一定した効果を得ることは困難です。また皮膚を傷つける恐れがあることも、理解しておく必要があるでしょう。
他方サロン・クリニックで行う場合は、一般的に光脱毛やレーザー脱毛による施術が行われます。
いずれも毛根にあるメラニン色素にエネルギーを吸収させて効果を発揮しますので、比較的色素の濃いプライベートエリアには効果的と考えられます。ただし、後からご説明するデメリットもありますので、どの方法を選択するかは、十分に検討する必要があります。

金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛ができる範囲

自分で脱毛する場合、やはり目で確認することができない部位の脱毛は難しくなります。また金玉(睾丸)、つまり陰嚢をカミソリで剃ることは、考えるだけでも痛みを感じるくらいで、できれば避けたいことでしょう。
一方、光脱毛やレーザー脱毛であれば、特に範囲の制限はありません。ただしサロンやクリニックによっては、プライベートエリアの脱毛に対応していないところがありますし、対応していても竿(陰茎)は対応するけれど金玉(睾丸)は対応しない、など制限を設けているところがありますので、事前に確認する必要があります。

金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛のメリット・デメリット

次に金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛のメリット・デメリットについてご説明します。

金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛のメリット

なんと言っても清潔感を維持できることが、最大のメリットです。
入浴時の洗浄も簡単になりますので、衛生面でも有利です。そのため、皮膚炎などのリスクも減らすことができます。
さらに見た目のメリットもあります。
この辺りは、パートナーの意見も聞いた方がよいかもしれませんが、昔に比べて男性に対する美意識が変化してきていますので、陰毛がないことに対して好意的に考える女性が増えていることは事実です。
また陰毛を脱毛することが男性自身の自信につながり、単に局所をケアしただけなのに、行動が積極的になってライフスタイル全体によい効果をもたらすこともあるでしょう。

金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛のデメリット・体への影響

最大のデメリットは痛みを感じることです。
色素に反応させるタイプの脱毛では、特に色素の濃い皮膚のエリアですし、かつ硬い毛の脱毛になること、また元々皮膚が敏感なエリアでもありますので、他の部位の脱毛よりは痛みが強くなります。
しかし、レーザーを用いて医療脱毛を行うクリニックでは、麻酔を使ってくれます。むしろ麻酔を使うことを勧められるでしょう。痛み対策さえしっかりと行えば、デメリットはないといえます。
サロンで行う脱毛では、同じ色素に反応するタイプの光脱毛を利用していますが、施術が医師の管理下で行われませんので、麻酔薬の使用は認められません。また光脱毛では永久脱毛を期待することができませんので、いずれ再度施術が必要となります。
また、金玉(睾丸)へのレーザーの影響も心配になることでしょう。
しかし、施術に使用されるレーザーは皮膚の中で留まり、それ以上深くは浸透しません。したがって施術を繰り返したとしても、金玉(睾丸)への影響を考える必要はないと言えます。

【まとめ】金玉(睾丸)・竿脱毛による影響や痛みと照射可能な範囲

男性の金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛について、その方法やメリット・デメリットについてご説明しました。
この記事では、下記のようなことがわかったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • 金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛では個人でできる剃毛や除毛が一般的
  • 金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛に光脱毛やレーザー脱毛も可能
  • 光脱毛や医療脱毛であれば、店舗によって異なるが、基本的にプライベートエリアの照射範囲に制限はない
  • 金玉(睾丸)・竿(陰茎)脱毛のメリットは、衛生面に優れ、見た目の好感度も高くなるなど
  • デメリットは皮膚が薄く毛質が濃く太いため、他の部位よりも痛みを強く感じやすい

レーザー脱毛を行えば、デメリットはさほどないことにお気づきになったのではないでしょうか。しかし、プライベートエリアのことですので、なかなか相談しづらいかもしれません。

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医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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