メンズのすね毛脱毛を完了するのに必要な回数と期間は?
公開日:2022年05月27日 更新日:2022年07月11日
薄着の季節はショートパンツで過ごしたいけど“すね毛が気になる”“夏にむけてすね毛を処理するのが面倒”など、すね毛にまつわる悩みをお持ちの男性もいることでしょう。
すね毛は目につくため気になりやすいパーツのひとつであり、男性に人気の脱毛箇所でもあります。夏が迫ってくるとすね毛脱毛を検討される男性も多くなり、いつ脱毛が終わるのかが気になるところかもしれません。
このコラムでは、すね毛脱毛を完了するために必要な回数や期間、早く終わらせるためのポイントについて解説します。
この記事を読むことで、すね毛脱毛にまつわる知識を理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。
こんな事がわかる
- すね毛脱毛のために何回通う必要がある?
- すね毛脱毛の効果が実感できるのは何回目から?
- 仕事が忙しいから脱毛に割く時間は最小限にしたい。脱毛にはどのくらいの頻度で通う?
- すね毛脱毛の施術時間は?
- 早くすね毛脱毛を終わらせるコツは?
目次
何回通う?すね毛脱毛が完了するまでの回数
すね毛脱毛は、1回の施術で終わることはできません。では、何回通えばツルツルでムダ毛が生えない状態になるのでしょうか。
2回、3回と施術を重ねるごとにどのように変化していくのか、その経過も含めて解説します。
医療脱毛なら5回で自己処理が楽に!
クリニックで施術される医療脱毛ですね毛を処理した場合、一般的には5回施術することで自己処理が楽になるほど毛が生えなくなります。そのため、5回プランを設けているクリニックがほとんどです。今まですね毛を自己処理していた男性であれば、その処理の容易さを実感するかもしれません。
すね毛は毛量が多いため、1回では脱毛効果を感じるのは難しい傾向があります。しかし、3回を目安にムダ毛が少なくなったと感じる方が増え、5回でナチュラルな仕上がりになり、満足のいく結果が得られる方がほとんどです。産毛も含めてツルツルにしたい場合は、8回、10回とさらに回数を重ねる必要があるでしょう。
医療脱毛では、発毛組織のある毛根のメラニン色素にレーザーを反応させることで毛根を破壊し、2度と毛が生えてこないようにすることができます。発毛組織まで破壊することができるのは医療脱毛のみであり、永久脱毛が可能です。
しかし、エステやサロンでは医療脱毛で使用するような脱毛機を使用することはできないため、光脱毛と呼ばれるレーザーよりも弱い光で脱毛します。威力が弱いため施術時の痛みは穏やかですが、その脱毛効果は減毛や抑毛にとどまります。サロンでのすね毛脱毛であれば8回プランが設けられていることが多いですが、一定期間を過ぎるとまた毛が生えてくるため長期的に施術する必要があるでしょう。
施術にかかる所要時間は?
医療脱毛で使用される医療レーザー脱毛機はヘッドの照射面が比較的広いため、一気に広範囲の毛根にレーザーを照射することができます。
ひざ下であるすねは凹凸があるとはいえ、照射しやすい部位であり、施術にそれほど時間はかかりません。医療脱毛であれば基本的に20分から40分程度の所要時間で施術は終了します。
それほど時間がかからないため、忙しいビジネスマンにとっても脱毛の施術自体に多くの時間を取られずに済みます。
すね毛脱毛が完了するまでの期間と頻度
すね毛脱毛が完了するまで、どのくらいの期間がかかるのでしょう。それまでにどのくらいの間隔で施術をするのでしょうか。
この章では、すね毛脱毛の施術頻度や脱毛が終わるまでの期間について解説します。
すね毛脱毛の施術頻度は?
すね毛脱毛では5回程度、クリニックに通う必要があります。この5回は期間をあけて通う必要があるため、短期間で完了させることはできません。脱毛では、毛周期と呼ばれるムダ毛が生え変わるサイクルに合わせてレーザーを照射する必要があるためです。
毛周期は成長期、休止期、退行期という3つの期間に分かれており、レーザーは成長期にある毛のみにダメージを与えることができます。
すね毛の毛周期は平均して成長期が4ヶ月続き、6ヶ月ほど休止期に入ると言われています。そのため、2ヶ月か3ヶ月ほどあけてから照射するのが理想的とされています。正確に成長期を見極めることが困難であるうえ、サイクルは個人差が大きいため、次回の予約をする際には最適な時期について必ずスタッフに相談しましょう。
毛周期とは?部位別の期間と脱毛効果を最大化するための施術間隔
すね毛脱毛が完了するまでの期間
毛周期に合わせて施術を進めるため、短期間で終わらせることが難しいのが脱毛です。
すね毛脱毛の場合は、2ヶ月もしくは3ヶ月おきに施術をするため、5回プランの場合は完了までに10か月から1年3ヶ月ほどかかります。ただし、個人差があるため完了までの期間にはばらつきがあります。
例えば、クリニックとの相談も必要ですが、3回目くらいまでは2ヶ月おきに施術をし、3回目以降は3ヶ月、4ヶ月おきと期間を長めにあけることもあります。脱毛の回数を重ねると毛が薄くなり、生えにくくなります。そこで、期間をあけることで毛周期が比較的長い毛も逃さず照射することが可能になるのです。施術回数が後半に差し掛かったら、施術と施術の間の期間を長めにあけるのも、きれいに仕上げるためのコツといえます。
すね毛脱毛を早く終わらせるためにできること
すね毛脱毛を早く終わらせたい、イベントまでに脱毛を終わらせたいなど、早く終わらせたい理由もさまざまでしょう。
そこで、すね毛脱毛を早く終わらせるためのポイントをご紹介します。
医療脱毛を選択する
早く脱毛を終わらせたいなら、医療脱毛を選択しましょう。施術1回ごとの脱毛効果が高く、施術回数が少ないので、早く終わらせることができます。
成長期にあるムダ毛は全体の10〜15%程度といわれているので、1回ごとにしっかり成長期の毛に照射できれば5回でもすね毛の自己処理が楽になるくらいの仕上がりを目指すことができます。
光脱毛の場合は、減毛や抑毛効果のみなので施術を受けたにも関わらず毛が生えてきてしまうということも起こり得ます。早くすね毛脱毛を終わらせたいのであれば、医療脱毛でしっかり毛根を破壊して毛が生えない状態にしましょう。
自己処理は丁寧に行う
施術の前には、すね毛を自己処理する必要があります。伸びきったすね毛にレーザーを照射すると、長い毛に含まれるメラニン色素にもレーザーが反応してしまうため、火傷(やけど)のリスクが高くなるのです。
施術前の自己処理を丁寧に行うことで、剃り残しをなくし肌へのダメージを少なくできるため、脱毛による肌へのダメージも軽減することができます。自己処理の際にカミソリで肌を傷つけるなどの肌トラブルを起こすと、レーザーによる肌へのダメージが大きくなったり、施術ができなくなったりと、スムーズな施術に支障をきたすこともあります。そのため、できるだけ肌への負担が少ない電動シェーバーですね毛を処理するのがおすすめです。
施術前には肌を傷つけず、剃り残しのないよう丁寧に自己処理をすることで、施術をスムーズに重ね、肌トラブルを防ぐことできれいな仕上がりを実現しやすくなります。
また、脱毛期間中の毛抜きは絶対にNGです。毛抜きは毛根から根こそぎ抜いてしまうため、毛周期が乱れるだけでなくレーザーの照射先となる毛根をなくしてしまい、脱毛効果を全く得ることができなくなります。そのため、必ず毛抜きはせず剃毛で自己処理をするようにしましょう。
肌荒れを予防する
レーザーを照射すると少なからず肌にもダメージを与えてしまい、乾燥しやすくなります。施術の前後は特に肌の保湿を心がけるとよいでしょう。
脱毛期間中は肌が乾燥しやすい状態にあるため、肌内部の水分を保持できるよう潤いを与えたり、水分が蒸発しないようクリームやオイルなど油分を含むもので皮膚表面を覆ったりなど、念入りに保湿ケアをしましょう。
肌の水分量が十分にあれば、レーザーによるダメージからの回復が早く、肌トラブルの可能性も低くなります。保湿した肌は肌本来のバリア機能が働いているため、レーザーによる刺激から肌を守ることもできます。しかし、乾燥などで肌の機能が落ちていると、火傷のほか赤み、かゆみなどの肌トラブルが起きやすくなり、レーザーのダメージを受けやすく回復も遅くなるのです。
肌荒れのない健やかな肌状態で施術を受けられるように、日々の肌ケアを心がけましょう。
紫外線に注意する
脱毛期間中の日焼けにも注意が必要です。肌が紫外線によって黒くなるというのは、肌そのもののメラニン色素が増えたということ。そのため、レーザーを照射した際、肌のメラニン色素にも反応してしまうため、火傷のリスクが高まってしまいます。最悪の場合、施術ができないということになることもあります。
また、脱毛をした箇所に紫外線を浴びると、色素沈着が起きやすくなります。脱毛期間中は日焼け止めを活用するなどして、日焼け対策が大切です。施術のペースを乱すことなく安全に脱毛を完了するために、紫外線に注意しましょう。
【まとめ】メンズのすね毛脱毛を完了するのに必要な回数と期間は?
すね毛脱毛を完了するまでの施術回数や期間、早く終わらせるためのポイントなどについて解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。
この記事のポイント
- すね毛脱毛で自己処理を楽にするには2、3ヶ月おきに5回程度通う必要がある
- すね毛脱毛には10か月から1年3ヶ月程度かかる
- すね毛脱毛を早く終わらせるにはエステ脱毛ではなく医療脱毛を選択する
- スムーズに脱毛を進めるためには保湿ケアや紫外線対策が大切
すね毛脱毛を検討されている方は、ぜひ当院にご相談ください。オンラインでのカウンセリングも無料で受け付けております。
監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長
野田知路Noda Tomonori
福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。