ダーマペンの副作用とは?かさぶたができた時の正しい対処法も解説

ダーマペンの副作用とは?かさぶたができた時の正しい対処法も解説

公開日:2022年02月24日 更新日:2022年06月10日

ダーマペンの副作用とは?かさぶたができた時の正しい対処法も解説

自己修復力を最大限に活用する、ナチュラルな美容方法とも言えるダーマペンは、多くの方の注目を集めています。
しかし、針を使うことから、その副作用が気になる方もおられるようです。
そこでこのコラムでは、ダーマペンの副作用やかさぶたができてしまったときの対処法についてもご説明します。

ダーマペンとは?

まずダーマペンについて、簡単にご説明します。
ダーマペンによる施術は、世界中で受け入れられています。 特に妊娠後の女性の腹部にみられる妊娠線、老化に伴うしわ、にきび跡、色素沈着など、一般的な皮膚のトラブルに対する解決策となりえます。
ダーマペンは、極めて細い針を使って行う皮膚美容法に関する名称です。ペン型の医療機器を用い、皮下に長さを調節した針をショットのように打ち込むことで治療を行います。
人間の皮膚は、傷をつけられるとコラーゲンやエラスチンの生成につながる成長因子が刺激され、その結果皮膚の修復が開始されます。ダーマペンで穴を開けると、皮膚はその穴を傷とみなし、自己修復のプロセスを開始します。
つまりダーマペンは、皮膚の細胞をあえて傷つけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、傷ついた皮膚の治癒によって、肌の若返りが期待できるのです。
なお針の深さを2.5~3.0㎜に調節することで、正確かつそれぞれの目的にあった治療を行うことができます。

ダーマペンの副作用

次にダーマペンの施術に伴う副作用についてご説明します。

出血

針を皮膚に刺して施術をしますので、どうしても出血を伴います。ただし太さ0.2㎜という非常に細い針を使いますので、過度に恐れることは全くありません。
でも例えば、顔面の皮膚は元々血流が豊富でもあるため、他の部位よりも出血しやすい特徴があります。また、止血機能に問題のある基礎疾患を有している場合や出血が止まりにくくなるアスピリンなどの薬を飲んでいる場合は、より高頻度に出血を伴いますので、施術後にしっかりと圧迫して止血を行います。
出血が起きた場合、はじめは皮下に青い出血斑がみられますが、その後色調は徐々に皮膚の色に近い色に変化します。通常は1〜2週間ほどで吸収され、最終的には全くわからなくなります。

炎症

傷をつけられたことがきっかけとなり、皮膚の炎症を起こすこともあります。通常炎症は、傷ができた比較的早期からみられるものですが、しばらく間があいてから炎症が起きることもあります。
炎症に伴う症状には、疼痛、熱感、発赤、そして腫脹があります。これら全てを認めない場合もありますが、痛みがひどくなる場合は炎症が起きていると考えてよいでしょう。
炎症を起こさないようにするため、施術後に皮膚を冷やすこともあります。ただ施術後しばらくしてから炎症が起きる場合は、感染を起こしている可能性もあるため、医師の診断のもと、抗菌薬を内服する必要が出てくるかもしれません。

浮腫(むくみ)

ダーマペンを使うことで、コラーゲンやエラスチンの生成を促す成長因子を刺激しますが、傷の修復過程にはそのほかの体液成分も必要とします。そのため、傷の周囲に一気に体液が増え、浮腫(むくみ)ができることがあります。非常に小さい傷を作っているため、目立つほどのものになることはありませんが、施術する部位によっては浮腫(むくみ)が起きやすいことがあります。
また体液成分は重力にもしたがって移動しますので、夜寝ている間は顔を中心とした上半身に移動しやすくなり、朝起きたときに顔の施術部位がむくんでいることもあります。ただいずれにしても長く続くものではなく、特別な処置をしなくても数日で治ります。

発疹

施術に伴い、発疹が出ることもあります。
これは施術に使用した器具や薬剤に対するアレルギー反応としてみられることもありますし、炎症の一部としてみられることもあります。
発疹ができるタイミング、発疹の形状や発疹に伴う症状によって原因を判別しますが、一般的にアレルギーであればかゆみ、炎症であれば痛みを伴います。原因により対処法が異なりますので、発疹がみられたら医師の診察を受けることをお勧めします。なお発疹を防ぐためには、施術後の皮膚のケアが重要です。特に直射日光を防ぐ、保湿ケアを続けることが大切です。

かさぶたができたときの対処法

ダーマペンによる施術で傷ができると、かさぶたができることがあります。続けてかさぶたができたときの対処法について、少し詳しく説明します。

かさぶたとは

かさぶたは皮膚が傷ついた後にできるもので、傷口を保護する組織です。
皮膚に傷がつくと出血しますが、出血を止めるために血栓ができ、また修復するための細胞成分が集まってきます。それらが固まって、体内の体液成分が体外に流出しないように保護用の皮膜となります。これが“かさぶた”です。
つまり、かさぶたは正常に傷が治癒するために必要なものとも言えます。ただし傷の程度によっては、治癒に数日から数週間かかることがあります。

かさぶたへの対処

かさぶたは自然に治ることが多いのですが、治るまでにかなりの時間がかかることがあります。ここでは、かさぶたの治りを早くする方法をいくつかご紹介します。

かさぶたを清潔に保つ

かさぶたができている傷口を、常に清潔に保つことが大切です。不潔な状態にあると、感染症のリスクが高まり、治りが遅くなります。
清潔に保つためには、刺激の少ない石鹸と水でやさしく洗うことが重要です。消毒をする必要はありません。

傷口を湿った状態で維持する

傷口を保湿すると、皮膚の回復が早まることがわかっています。傷口が乾燥すると、治癒までの時間がより長くなってしまいます。また傷口を湿らせることで、炎症を起こすことを防ぐことができます。
傷口を保湿するためには、毎日数回ワセリンを塗ることがお勧めです。

かさぶたをとらない

特にかゆみが出始めたら、かさぶたをとってしまいたくなるものです。しかし、かさぶたをとる行為は、新たな傷を作ることにつながり、回復を遅らせる可能性があります。
かゆみを我慢することができないときは、水で濡らした清潔なタオルや冷却剤をタオルで包み、傷口にあてるとよいでしょう。なお冷やすことで、患部の炎症も抑えることができます。

傷口を温める

傷口は、温められると血流が増加し、皮膚の再生が促進されます。その結果、傷口の治癒も促進されます。温めたタオルを傷口にあてること、かさぶたそのものではなく、傷口の周囲を入浴時に軽くマッサージすることなどが適切な対処法です。
ただし、温めすぎるとかゆみが増す可能性がありますので、かゆみが強いときには控えた方がよいかもしれません。

【まとめ】ダーマペンの副作用とは?かさぶたができた時の正しい対処法も解説

ダーマペンによる副作用について、また“かさぶた”ができたときの対処法についてご説明しました。
副作用が起きないように充分に注意して施術は行われますが、ある一定の確率でどうしても起きてしまうものです。
副作用への対応は、専門的な知識を必要としますので、異常が見られたら施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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当サイトの監修医師 医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

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トイトイトイクリニック
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