ダーマペンは髭があっても施術可能？

美しい肌を手に入れるために、革新的な手法として注目されるダーマペンは、さまざまなタイプの皮膚に対しても施術ができることで知られています。
女性だけでなく、男性にも適用可能な施術法ですが、男性特有の髭の周辺にも施術が可能なのか、気になる方がおられるかもしれません。
髭を伸ばすことで、ニキビ跡や毛穴、シワ、シミなどを目立たなくすることができますが、髭がなくても目立たなくさせることができれば、お洒落のバリエーションも増えることでしょう。
今回の記事では、髭がある状態でのダーマペンの施術について解説いたします。
この記事を読むことで、ダーマペンへの理解が進み、以下の疑問や悩みを解決できます。

ダーマペンの施術内容

ダーマペンは、極細の針（マイクロニードル）を利用して肌を引き締め、若返りを期待して行う施術で、小じわ、手術痕、ニキビ跡などの改善が期待できます。
特製の針を先端に装着したペンで、皮膚の表皮から真皮にまで目で見ることができないほどの小さい穴を開けます。あえて皮膚に傷をつけることで、傷を修復する過程で使用されるコラーゲンの生成を促します。
若返りのために行われるその他の施術と比較して、ダーマペンはあらゆる肌質にも安全に使用できる利点があります。
以前は、ダーマペンの施術を希望する方は女性が中心でしたが、近年、多くの男性がニキビ跡や大きな毛穴、シワの改善にダーマペンを利用するようになっています。

ダーマペンの詳細はこちら

髭のあるところに施術をすることができるのか

施術を希望する男性が増えてくると、髭の多い男性の施術が問題になる可能性があります。
では、髭のあるところにダーマペンの施術をすることはできるのでしょうか？
結論から申し上げると、髭のあるところでもダーマペンによる施術は可能です。ただし、注意点があります。
通常ダーマペンの施術前の皮膚は、清潔にし、皮膚に細菌がいない状態にするために消毒をします。また保湿も必要です。髭が生えているところは、皮膚の清潔な状態や保湿を保つことが難しい場合があります。
したがって、髭の状態によっては、ある程度髭を剃る必要が生じるかもしれません。

髭のあるところにダーマペンの施術をするメリット

ダーマペンは、使用することで皮膚の血行を促進し、毛根を刺激し、成長因子を放出させる作用を持っています。
成長因子は、コラーゲンとエラスチンの生成に関与しています。コラーゲンは人体に最も多く含まれるタンパク質のひとつで、髪の成長に欠かせないものです。つまりダーマペンで皮膚の傷を治すのと同時に、髭を生やす、伸ばすといったことも期待できます。
したがって、傷跡の治療と髭を伸ばすことの両方を達成したい人にとって、髭のあるところにダーマペンの施術をすることはメリットとなります。
ちなみに、まだ科学的な根拠は十分ではありませんが、ダーマペンを頭部の発毛や育毛のために提供する医療機関もあります。

• トイトイトイクリニックでは、発毛や育毛のためのダーマペンの施術は、十分なエビデンスがないため行なっておりません。

髭のあるところにダーマペンの施術をするデメリット

ダーマペンは、すでにご説明したように複数の針を皮膚に刺す施術です。したがって髭のあるところに施術すると、髭が引っ張られる、皮膚が引っ張られることがあり、痛みを引き起こす可能性があります。
また、ダーマペンの施術そのものは皮膚に穴を開けるため、いくつかのリスクが伴います。最初は赤みや炎症などの肌荒れを感じることがありますが、これらの副作用は数日後に消えます。また、軽い出血がある場合もあります。
このような合併症が起きた場合、髭がある場所の施術であれば処置が適切に行えない、その結果髭を剃る必要が出てくる可能性あります。
このようなデメリットもあることを理解した上で、施術を考えるとよいでしょう。

【まとめ】ダーマペンは髭があっても施術可能？

髭のある場所にダーマペンの施術を行うことができるのかについて、ご説明いたしました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。

髭が生えた部分へのダーマペンの施術については、髭の長さによっては引っかかることによる痛み、施術後は不衛生になりやすく、肌トラブルを起こす可能性がああります。トイトイトイクリニックでは、これらのリスクをご説明させていただき、ご了承いただけましたら施術をご提供しております。
また、ダーマペンは傷の状態や髭の長さによって、対応できる範囲も異なってきます。髭のあるところの施術を検討されている方は、当院の無料カウンセリングにて、お気軽にご相談ください。