アトピーや敏感肌でもダーマペンはできる?

アトピーや敏感肌でもダーマペンはできる?

公開日:2022年02月14日 更新日:2022年02月14日

アトピーや敏感肌でもダーマペンはできる?

肌に微細な穴をあけることで肌の活性化を促し、さらに微細な穴から薬剤を浸透させることで、さまざまな美容効果をもたらす「ダーマペン」。最近女性だけでなく、肌を意識する男性にも強い注目が集まっています。
しかし、心配なのがダーマペンの副反応ですよね。
「肌に針で穴を開けることで、逆に肌荒れを起こしてしまうのではないか」と、カウンセリングの段階で心配される方も多くいらっしゃいます。特にアトピー体質の方や敏感肌の方は、不安を強く思う傾向があるようです。
実際、ダーマペンはアトピー体質や敏感肌の方でも使用できるのでしょうか。ダーマペンの仕組みからわかりやすく説明していきます。

アトピー体質や敏感肌でもダーマペンは使える?

アトピー体質・敏感肌の方でも、症状が強くない方はダーマペンが使用可能です。
ダーマペンは、アトピー性皮膚炎で繰り返し炎症を起こし乾燥してしまった、お肌にハリと潤いをもたらす効果があり、また炎症により色味が残ってしまったお肌にも色味の改善に役立ちます。
また、施術と同時に薬剤を塗り込むことで、ダーマペン単独よりさらに炎症の改善やアレルギーの改善、色素沈着の改善にも効果的といわれています。
しかし、ダーマペンは肌にごく小さな穴を開け、お肌の再生を促す治療です。アトピーの症状が強い時、敏感肌でお肌の荒れが強い時に使用すると、さらに大きな炎症を引き起こし、肌トラブルに繋がる可能性があります。そのため、症状が強く出現している時にダーマペンの施術が可能かどうかは、医師の診察を受け肌の調子を見ながら判断する必要があります。

アトピー体質・敏感肌とは?

アトピー体質は、「アトピー性皮膚炎」という病気を生じやすい人のことを言います。
アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気のこと。もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られます。
日本の皮膚科ガイドラインによると、小児期では約10%、成人では約5〜8%程度の方がアトピー性皮膚炎と言われており、大人になるにつれて徐々に減っていきますが、20人に1人は持っている疾患といえます。
原因としては、乾燥などで皮膚のバリア機能が弱っていることが挙げられます。外からの刺激に体の細胞が過敏に反応して、アレルギーのような炎症を繰り返してしまいます。さらに炎症を繰り返すことでかゆみが続き、皮膚を掻いてしまい、さらに皮膚のバリア機能が弱くなる・・・という悪循環に陥ってしまうのです。
また、掻くこと・炎症の両方が原因で皮膚が分厚くなり、また炎症の後に色素が沈着してしまい、ダーティネック(darty neck;さざ波様色素沈着)も生じてしまいます。
治療の主体はステロイドの塗り薬ですが、症状の重さに応じて適切なステロイド外用薬を使用、皮膚の性状や部位によりステロイドの種類を使い分けます。また、保湿もとても重要な治療の一つになりますので、ご自身でしっかり保湿ケアを持続することも重要です。ステロイドで改善しない方、ステロイドを使用できない方には他の免疫系の塗り薬を用いることもあります。
敏感肌はアトピー性皮膚炎とまではいきませんが、皮膚のバリア機能が弱っている状態といえます。乾燥や日々の生活習慣の乱れでお肌が弱っており、かゆみや炎症による赤みがでてしまいます。保湿・生活習慣を整えること、日々のスキンケアが重要となるでしょう。

ダーマペンの仕組みは?

ダーマペンとは、肌に微細な穴を開けることで、修復能力を活性化させて美肌に導く施術のことです。ダーマペン単独でも、美肌への効果はありますが、お肌に応じて様々な薬剤を使用することで、さらにお肌の活性化を促すことができます。
現在、最新型のダーマペンはペン先に16本の極細針がついており、毎秒1,920個の速さで肌表面に小さな穴を開けていきます。
開けた微細な刺し傷が治る過程で、多様な成長因子が放出されて、線維芽細胞(コラーゲンを生成する細胞)の働きが活発になり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの美肌成分を増やしてお肌のハリと弾力を高め、滑らかな肌へと導きます。
針を刺す速度は5段階、その深さは0.2㎜~3.0㎜まで調整可能であり、おひとりおひとりの症状や目的、さらにダウンタイムの長さなどに合わせて針の速さ・深さを調整することが可能です。
ダーマペンの効果としては、

  • 肌質・お肌のハリ改善
  • ニキビ、ニキビ跡の改善
  • 色素沈着の改善
  • 小じわの改善、リフトアップ効果
  • しみ・クレーターの改善
  • 毛穴の改善

があり、それぞれ目的とする効果に応じて針の調整を行います。
施術後にはダウンタイムがあります。ダウンタイムには、肌がかなり乾燥し顔全体に赤みが出る状態となることも。
カバーアップの薬液を使用することで赤みは改善しますが、2~3日は乾燥から皮剝けすることもあります。しかし、施術後の赤みはメイクでカバーできる程度(メイクは翌日より可能)であり、数日の経過で乾燥・赤みともに落ち着いてきます。
5日後から1週間後くらいから効果が少しずつ現れはじめ、2週間後くらいには本来の効果が発揮されます。 1回の施術で細胞の10~15%程度が再生するとされており、 ダーマペン4では、1度だけではなく約1ヶ月ごとに3~5回くらい続けて治療を受けていただくことにより、大きな改善効果が期待できます。
ダーマペンは針の刺激だけでも、お肌の活性化を促すことができる治療です。しかし、針で穴を開けた後に薬剤を浸透させることよって、ニキビ跡の改善、美白効果や目元の小じわの改善などにさらなる効果を発揮します。
お肌の悩みに応じて薬剤の使い分けがあるため、患者様と相談をしながらご案内することが可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います。

アトピー体質の方がダーマペンの施術を受ける際に気をつけること

施術前のお肌のコンディションは非常に重要です。お肌の調子を万全にするよう、施術前から保湿をしっかり行い生活習慣を整えるよう注意するとよいです。
また施術前にアトピー症状が悪化した場合は、当日に施術可能かどうか医師に相談するようにしましょう。
施術後12時間はメイクを行うことができません。入浴や激しい運動・飲酒など血行が促進される行為はダウンタイムの延長につながるため、肌の赤みが引くまでの期間は避けるようにしましょう。

【まとめ】アトピーや敏感肌でもダーマペンはできる?

今回はダーマペンの仕組み、効果とアトピー性皮膚炎や敏感肌の方への注意点をお話いたしました。
ダーマペンは、お肌の再生を促すのに非常に効果的な治療法です。ただし、アトピーや敏感肌の症状が強くお困りの方は、より症状を悪化させる可能性もあるため、注意が必要になります。
それぞれ事前に医師と相談しながら、施術について丁寧にカウンセリングさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

参考文献

医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長

野田知路Noda Tomonori

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。

常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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当サイトの監修医師 医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

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トイトイトイクリニック
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