脱毛の照射漏れ(打ち漏れ)が起きやすい部位とその確認方法
公開日:2021年12月16日 更新日:2024年02月19日
医療脱毛はムダ毛が永久に生えてこないことを願う方々が行う脱毛方法ですが、最近では施術を行うクリニックも増え、多くの方が取り組んでいます。
せっかく永久脱毛を目指したのに、なぜか一部だけ毛が抜け落ちないことがあります。その理由のひとつが、レーザーの照射漏れや打ち漏れと言われるものです。
この記事では、脱毛の照射漏れが起きやすい部位と確認方法などを解説します。
この記事を読むことで、照射漏れが起こる原因や照射漏れかどうかをどのように判断するのか、万が一照射漏れが発生した場合のメンズトイトイトイクリニックでの対応などについて理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。
こんな事がわかる
- 照射漏れや打ち漏れってなに?
- 照射漏れはなぜ起こるのか?
- 照射漏れが起こりやすい部位はどこ?
- 照射漏れはどのように確認できる?
- メンズトイトイトイクリニックでは、照射漏れ時はどのような対応を取ってくれる?
目次
照射漏れ(打ち漏れ)はなぜ起こるのか?
照射漏れ(打ち漏れ)とは、脱毛のために照射したレーザーが、適切に脱毛部位に均等に照射されていなかったため、脱毛効果が現れるところと現れないところが混在し、部分的にムダ毛が残ってしまうことです。
一般的に、毛根の色素細胞にレーザーを照射すると、数週間後に照射部位の毛が抜け落ちます。本来は毛が生え変わる毛周期に合わせ、追加で照射を複数回行うことで永久脱毛を達成します。しかし、レーザーの照射漏れがあると、部分的に毛が抜け落ちないため、まだらに毛が残った状態となります。
これは、レーザーを均等に照射していても、均等にレーザーが皮膚に当たらないことに起因します。医療用脱毛機の照射口からは、均等にレーザーが発射されていますが、レーザーを受ける側の皮膚に凹凸があると、実際は均等に照射されないためにレーザーの効果が均等に発揮されなくなってしまいます。
また照射部位に異なる質の毛が混在していたり、皮膚に色素沈着があると、レーザーの効力が均等に発揮できなくなり、照射漏れが発生してしまいます。
そのほかにも、施術を受ける際に動いてしまったり、施術部の近くに照射を避ける必要がある傷などがあったりすると、均等に照射ができなくなり、打ち漏れが生じる原因となります。
照射漏れ(打ち漏れ)が起こりやすい部位
では、どのような場所に照射漏れ(打ち漏れ)は生じやすいのでしょうか?
皮膚の表面に凹凸があるところが、もっとも照射漏れ(打ち漏れ)が生じやすいところです。
例えば、顎やその周囲は、骨の形に合わせて凹凸ができていますので、照射漏れが生じやすくなります。そのほかにも、脇下や首筋も同様に照射漏れが生じやすくなります。
またデリケートゾーンも照射漏れが生じやすい部位です。
デリケートゾーンは皮膚の色素沈着が起こりやすいところですし、硬毛が多い部位でもあります。もともと痛みを感じやすい部位ですので、医療用レーザーを照射すると、痛みのために思わず体を動かしてしまうかもしれません。そのため、VIO脱毛はどうしても照射漏れが発生しやすくなります。
照射漏れ(打ち漏れ)の確認方法
では照射漏れ(打ち漏れ)の発生は、どのように確認するのがよいでしょうか?
残念ながら、照射漏れ(打ち漏れ)が照射後すぐにわかることはありません。先ほどもご説明したように、照射してから毛が抜け落ちるまでには数週間を必要とします。毛が抜け落ちる時期になっても抜け落ちるはずの毛が残っていることで、初めて照射漏れを確認することができます。
つまり照射後数週間が経過するまでは、実際に照射漏れが生じているかの判断はできません。照射後数週間が経過し、照射部位の毛が抜け落ちてきたにもかかわらず、抜け落ちない毛がある場合は照射漏れ(打ち漏れ)の可能性を考えましょう。
なお照射後に毛が抜け落ちるタイミングは、照射部位や照射時のエネルギーによって多少前後します。したがって、実際に施術をする医師に脱毛の具体的時期について確認しておきましょう。
トイトイトイクリニックの照射漏れ(打ち漏れ)時の対応
実際に照射漏れ(打ち漏れ)が発生した場合、どのように対処するかはクリニックによって異なります。
一般的には、追加で残っている毛に対して照射を行うことで、完全に脱毛することが可能になります。
「家族にも勧められる医療脱毛」を目指すトイトイトイクリニックでも、照射漏れ(打ち漏れ)が発生した場合は、追加で照射をしています。
照射後、2~4週間以内であれば、実際に照射漏れ(打ち漏れ)の状態を診察させていただいた上で、対象部位の再照射を追加料金なしでさせていただいています。
原則は、5回セットコース以上のご契約の方を追加照射の無料保証の対象としています。しかし、状況に応じて柔軟に対応していますので、もしご自分も照射漏れではないかと気になる方は、遠慮なく施術を受けているクリニックまでご相談ください。
なお、照射漏れだと思われる場所は、必ず毛が残った状態で受診してください。毛を剃ってしまうと照射漏れの判断が難しくなってしまいます。
【まとめ】脱毛の照射漏れ(打ち漏れ)が起きやすい部位とその確認方法
脱毛の照射漏れ(打ち漏れ)が起こりやすい部位と、その確認方法などを解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。
この記事のポイント
- 照射漏れとは、脱毛部位にレーザーが適切に照射されなかったことで、部分的に毛が残ってしまうこと
- 照射漏れは施術中に思わず動いてしまったり、傷を避けて照射したりした場合など、均等にレーザーを照射できなかった時に発生することがある
- 顎や脇下、首筋、デリケートゾーンなど、皮膚の表面に凹凸がある部位は特に照射漏れが発生しやすい
- 照射漏れを判断するには施術後数週間かかる
- 毛が抜けるタイミングは照射部位や照射エネルギーによって異なるため、照射漏れの保証期間について事前に確認しておくことが大切
- メンズトイトイトイクリニックでは、照射後2〜4週間以内であれば照射漏れの状態を診察し、対象者は追加料金なしで再照射を実施している
脱毛の照射漏れは、皮膚に凹凸がある部分にレーザーが照射されず、一部の毛が抜けずに残ってしまうことで、顎や脇下、デリケートゾーンなどに起こりやすいです。これらの部位は骨の形に合わせて凹凸ができるので、細心の注意を払って施術をしていても照射漏れが起こる可能性があります。
また、脱毛の刺激で思いがけず体が動いた時にも、狙った部位にレーザーを照射できず照射漏れが生じてしまいます。
メンズトイトイトイクリニックでは、照射漏れが起こった場合は、状況に応じて追加料金なしで再照射をさせていただきます。
当院では照射漏れに誠意をもって対応しています。脱毛の照射漏れ保証について詳しく知りたい方は、無料カウンセリングでお気軽にお尋ねください。
監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長
野田知路Noda Tomonori
福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。