ダーマペンは手の甲のシワに効果がある?
公開日:2022年08月15日 更新日:2022年08月15日
肌の手入れを丁寧にしているはずなのに、手の甲にシワができていることに気がつき、なんとかしたいと考えている方がおられるかもしれません。
手元の手入れを怠ると、なおさら老けて見えたりすることがあります。手にも顔と同じように保護とケアが必要なのです。手の甲の肌ケアは、今からでも遅くはありません。
この記事では、手の甲のシワの対策を中心に解説いたします。
この記事を読むことで、手の甲のシワの原因や対策、治療法へ理解が深まり、下記のような疑問や悩みが解決します。
こんな事がわかる
- 手の甲にシワができる理由
- 手の甲にできたシワの対策・予防策
- ダーマペンは手の甲のシワに効果があるのか?
目次
手の甲にシワができる理由
実は体の他の部分と比べると、手は特にシワができやすい部分です。そして、手の甲にシワができるのは、残念ながら加齢に伴って起こることです。それは、わたしたちの体が加齢とともに変化することにあります。
年齢を重ねるにつれて、わたしたちの手は脂肪と弾力性を失い、その結果わたしたちの皮下のコラーゲン組織の容量が減ってしまいます。この容量減少と皮膚の弾力性低下により、シワや年齢に伴うシミが発生します。
また、過度に日光にさらされると、肌のコラーゲンやエラスチンの繊維が壊れます。繊維が壊れると肌は繊維による支えを失い、シワの原因となるのです。
なお、紫外線にさらされるとシミが発生します。紫外線を浴びることでメラニンが豊富になり、特に屋外で長時間過ごしたりすると生じやすくなります。
さらに、わたしたちの手は常に使われており、様々な刺激にさらされているので、デリケートな皮膚がしわになりやすい特徴があります。したがって、食器洗いや掃除などの日常生活における行動、過度の手洗いや化学物質への暴露もシワの原因となってしまいます。
手の甲にできたシワの対策・予防策
手のシワを消すには、あるいは予防するためにはどうしたらよいのか、気になるのではないでしょうか?
残念ながらシワは、自然な老化現象で避けられないものです。しかし、老化の進行を遅らせるためにできることがあります。
日焼け止め
手が紫外線からのダメージを受けないように、定期的に保護する必要があります。日焼け止めは手を保護し、太陽の紫外線による害を防ぎます。
日焼けやシワを防ぐために、SPFの高い日焼け止めを手に塗りましょう。また、手を保護するために、日焼け止め効果のある手袋を着用するとよいでしょう。
水分補給
体内の各細胞や組織をリフレッシュさせるためには、水分を保つことが必要です。
体内の毒素を洗い流し、消化を助け、体温を維持するなどの重要な働きのほかに、水分は肌を内側から健康で潤いのある状態に保ちます。脱水状態の肌は、やがて手のシワにつながります。意識して水分を多く摂るようにしましょう。
ハンドクリーム&トリートメント
毎日、顔の肌をケアするのと同じように、手の皮膚を念入りにケアするようにします。
特にハンドクリームは重要です。肌に空気中の水分を引き付けるために、保湿成分が含まれたハンドクリームを選びましょう。また、エモリエント剤、または柔軟剤は、肌の乾燥によって生じた肌の皮膚細胞の間にある空隙を埋め、わたしたちの肌をより滑らかにします。
手を休める
健康で美しい肌を維持するためには、毎晩の十分な睡眠が欠かせません。毎晩十分な睡眠をとることで、肌の自然な回復過程を助けることができるのです。
同時に、バランスの取れた食事を心がけること、またもし喫煙しているのであれば、禁煙することも、肌の健康を維持するためには非常に重要なことです。
ダーマペンは手の甲のシワに効果があるのか?
ハンドクリームによるスキンケアやバランスの良い食事を含む健康的な生活は、わたしたちの皮膚の老化の進行を遅らせるためにできる簡単で効果的な予防策です。
では、ダーマペンは手の甲のシワに効果があるのでしょうか?
結論から申し上げると、ダーマペンも手の甲のシワを修復するために効果のある治療法です。
これはダーマペンが皮下にあえて傷をつけ、自己修復能力を活性化させることで、コラーゲンの再生を促しているからです。コラーゲン繊維が増えてくるということは、手の甲のシワの原因が修復されることでもあるので、シワの改善も期待ができます。
ダーマペンにスキンケアを組み合わせることで、より効果的な改善も期待できるでしょう。
【まとめ】ダーマペンは手の甲のシワに効果がある?
手の甲にシワができる理由、またその対策についてご説明いたしました。
今回の記事を通して、以下のことがご理解いただけたのではないでしょうか?
この記事のポイント
- 手の甲にシワができる理由は、加齢や紫外線・化学物質などにより手の皮膚が刺激を受け、コラーゲン組織が減少することにあること
- 手の甲にできたシワの対策・予防策は、紫外線予防、水分補給、ハンドクリームなどを用いたスキンケア、また健康的な生活を送ることなどであること
- ダーマペンを利用することで、手の甲の皮膚にコラーゲンが戻り、シワの改善が期待できること
手の甲のシワは、加齢が原因ではあるために、どうしても避けられないことだと思われてしまうかもしれません。しかし、いくつかの予防策や治療を組み合わせることで、大きく改善する可能性は十分にあります。
まずは美容皮膚を専門とする当院の無料カウンセリングにお越しください。専門スタッフがダーマペンについて、丁寧にご説明させていただきます。
監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック理事長・統括院長
野田知路Noda Tomonori
福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。